食品・飲料

映像・音楽

製造業の売上の17%を占める食品・飲料産業はカタルーニャを代表するクラスターの一つです。食材、包装資材、加工技術など3,500社を超える外資・地場企業があり、産業を支える公的研究機関も充実しています。

カタルーニャのオーディオビジュアル産業には革新的で優秀な制作、配信、サービス企業が数多く存在します。IT技術の発達に伴い益々成長するこの産業には、高い能力を有する多くの人材が欧州各地から集まっています。スペイン全体の33%を占める1,400社が拠点を構えます。

自動車

バイオ医療

欧州第二位の自動車生産国スペイン。その要である力タルーニャでは現在フォルクスワーゲンが乗用車を、日産が商用車を生産しています。自動車部品メーカーの集積も顕著で、スペイン全体の約4割がカタルーニャに集中しています。

病院、大学、リサーチパークなどの優れた研究グループで評判の高いカタルーニャ。スペイン全製薬会社の50%、その売上の60%がカタルーニャに集中し、また、製薬原料の66%が生産されています。また、多くの多国籍企業も研究開発の成功実績を積み重ねています。

シェアード・サービス・センター(SSC)

再生可能エネルギー

EMEA(欧州・中東・アフリカ)圈を
カバーするバック/フロントオフィスを探す企業にとって、カタルーニャは非常に魅力的な場所となっています。マルチリンガル人材の豊富さ、人材育成機関の充実により、大手多国籍企業に選ばれています。

EUの再生可能エネルギー政策(特に風力、水力、太陽光、バイオマス)に基づき、カタルーニャは常にパイオニアとして積極的に環境ビジネスを推進してきました。特に太陽光発電は、国だけでなく、州政府レベルでの支援も行なっています。

ロジスティック・センター

化 学

南欧の物流拠点として絶好のロケーションを誇るカタルーニャ。ZALをはじめとするバルセロナの保税地区の広さは300haになります。イケア、ロシュ、サノフィ等の欧州企業だけでなく、日産、ホンダなど進出日系企業も物流拠点を設けています。

スペインの化学産業はカタルーニャに集中しており、生産・輸出の約半分を占めています。BASF、バイエル、ダウ・ケミカルなど主要多国籍企業が数多くが進出しています。バルセロナ南方のタラゴナ地区には南欧最大の石油化学コンビナートがあります。

IT産業

 

情報通信技術はカタルーニャの重要セクターのひとつで、現在1,700社を超える企業が操業しています。デジタル・コンテンツ、ソフトウェア、ソリューションといった関連産業もこの地域に集中しており、飛躍的発展を遂げています。研究機関や理工系学生の多さなども成長を後押しします。